カイゼン一覧

カイゼンの志

カイゼンの志 第三号


経験と意欲の掛け算

トヨタに通っていた頃、大野耐一さんが『製品が工場を流れている際の加工時間と停滞時間の比率を調べると、加工を「1」として、停滞が「300」ある』とおっしゃった。私はそれを聞き、驚いて自分のコンサルティングしてきた会社を調べてみると、なんと「1」対「5000」も停滞がありました。次に日本の赤字企業を調べてみると、悪い会社ほど停滞の比率が増えている。
それを発見して、私は気持ちが楽になりました。つまり「加工を増やすことを考えるのではなく、停滞を減らせば良いのだ」と。

参考文書「月刊voice8月号」

上記は、脳科学者「茂木健一郎 氏」と、カイゼンの鬼こと「山田日登志 氏」の対談の中、山田氏のコメントである。
「1」対「300」と聞くと、私なら途方にくれてしまう。しかし「300」の悪い箇所ではなく「300」のカイゼン出来る箇所と考えられる所が、山田氏の「カイゼンの鬼」たる所以ではなかろうか。
また、対談の中に次の様なコメントがある。

「ひらめき」「経験」×「意欲」である

 良い経験が積み重なれば、ひらめきや創造性が生まれてくる。突き詰めればそれは、現場で活力をもって働く為の「良い目標」を作ることである。「良い経験」と「意欲」は相乗効果をもたらしている、その為に「良い目標」が必要である。どれが欠けても「ひらめき」は生まれない。

  我々も「意欲」に負けない「経験」を身に付け、大きなを持って「カイゼン」に取組んでいきたい。

ムダ  カイゼン


作業を見ていると意外な事に新人の効率に対して考えている現場が少ない。
しかし、経験者よりも新人の効率を上げる方が圧倒的に簡単である。また、大抵の場合で新人の効率を考えている現場の方が全体の効率が高い。
簡単な例を挙げると、ロケーションや作業方法を載せたマニュアルを作るだけで効率は大きく変わる。ロケーション等の改善の前に是非すぐ出来るカイゼンからお試しを!!



2008 国際物流展


平成20年9月、東京ビッグサイトにて「国際物流展」が開催された。今年の主役もやはり「近未来的なマテハン機器」である。しかし、どの倉庫でもマテハン機器を導入すれば効率が上がる訳ではない。作業内容や取扱商品、倉庫のスペース等が強く関係している。結局使う人間によって大きく効率を分ける事になる。

機器導入の前に、まず身の回りで出来る改善をし、地盤作りが大切である